季節の贈り物をいただいたお礼の出し方!

 

季節の贈り物のお中元やお歳暮などのお礼状の構成や出すタイミングなど、具体例を挙げて案内しています。

 

大切な箇所や決まり文句など参考にしてください。

 


季節の贈り物 お中元

お中元のお礼

 

お礼の手紙の構成
1、時候のあいさつ
2、相手の安否
3、自分の近況
4、お中元のお礼
5、お中元の感想
6、相手を気づかうことば

 

・届いたらすぐ出すのポイント
礼状は、品物を送ってくれた人に対して無事に届いたという報告の意味もあるので、品物が届いてすぐに出すというのが基本です。
特にお中元やお歳暮は気をつけないと、毎年のことでもらうほうもマンネリ化していて、お礼が遅れたり、出し忘れる心配があります
ハガキでもよいので、届いた日から遅くとも2〜4日以内にはポストに入れるようにしましょう。

 

・仕事関係などの相手には礼儀正しく 親しい人には素直に
今後のお付き合いのためにも、礼を失してはいけない相手には、間違いのないようスタンダードな定型の手紙文を選びましょう。
反対に日頃から親しい親戚や友人、部下など気のおけない相手なら、品物を贈ってくれた心づかい、それがどんなに嬉しかったなどを素直に、また具体的に述べたほうが喜びの気持ちが伝わります。

 

例)ビールの詰め合わせ
ごく親しい相手から 
恩師→教え子

 

拝啓 入道雲が青空にまぶしい季節になりました。
 このたびは、私の大好物のビールを贈っていただき、ありがとうございました。毎年あなたからビールを贈っていただくたびに「もう、夏が来たのだなあ」という実感が湧いてきます。
 夏には高校野球を見ながらビールを飲むというのが、私の最大の楽しみなのは、よくご存知でしたね、大学時代も教師としてたいしたことはしておりませんでしたのに、いつもお心遣いいただいてほんとうにありがたく思っています。
 ゼミの仲間で開く集まりにも続けて呼んでもらっているし、あのときのメンバーはほんとうに仲がよかったのですね。私のほうは相変わらずだが、あなたを始めみなさんいろいろなところで活躍しているので、話を聞くたびにうれしくなります。
 猛暑の折、お体を大切に。みなさんによろしく。   敬具

 

ココが大切
・お中元やお歳暮は季節のあうさつをかねています。私的な礼状では、時候のあいさつも自分なりの表現を工夫してみましょう。
・毎年贈ってくださる方には、お礼のことばにその旨も書き添えましょう。

 

決まり文句
毎年もらうお礼の表現
・毎年お気づかいをいただきまして、恐縮しております。
・いつもながらのお心づかい、お礼の申し上げようもありません。
・毎年心温まるご配慮をいただき、心からお礼申し上げます。