手紙はがきでまごころを伝えるとき役に立ちます!

 

慶事ごとの手紙マナーや筆記用具の選び方や便せんやポストカードの使い分け方など分かりやすく説明しています。手紙やはがきは書きなれないとおっくうに感じるものです。しかし、ポイントを押さえれば思った以上に簡単です。ぜひご活用ください。

 

慶弔に手紙のマナー

□慶弔に手紙のマナー
@慶事の手紙
祝い事は華やかな便せんと封筒が似合います。祝う手紙もお礼の手紙も濃い墨やインクでしっかり書くのがポイントです。
A弔事の手紙
弔事についての手紙は無地の一重の封筒と便せんを選びます。お返しなどに添える場合は郵便番号が印刷されていない封筒を使います。

筆記用具の選び方

□筆記用具の選び方
@毛筆
あらたまった手紙は、毛筆がいちばん丁寧です。また、親しい相手でもたまには毛筆で書いてもいいです。心が落ち着くはずです。
A筆ペン
毛筆のタッチで書ける筆ペンは手軽な筆記用具です。手紙・はがき用なら細めの筆ペンがおすすめです。
B万年筆
使用する人が減っている万年筆ですが、公約な書類に私信のどちらにも使える重宝な筆記用具です。最近では安く市販されています。
Cボールペン
履歴書などにも使われるとうになったボールペンですが、親しい相手ならともかく、目上の方への手紙には使わないほうが無難でしょう。
Dはがき用サインペン
水にぬれてもにじまないインクのサインペンです。はがきだけではなく封筒の表書きなどにも最適です。
E毛筆風サインペン
筆ペンをさらに手軽にさせたのが毛筆風サインペンです。筆の流れる感じは筆ペンにはかないませんが、その分、毛筆の苦手な人
でも構えずに使えます。

 

封筒と便せんの選び方

□封筒と便せんの選び方
・男性向き
機能優先のシンプルなデザインを選びます
・女性向き女性らしい優しい感じのデザインを選びます
@縦書き
弔事や緊急の手紙は無地の和封筒と縦書きの便せんがふさわしいでしょう。但し、季節のあいさつや贈り物のお礼の手紙などは、柄の入った便せんのほうが軽い印象が演出できます。
A横書き
洋封筒と横書きの便せんは、縦書きよりもカジュアルな印象を与えるので目上の方への手紙にはふさわしくありません。ごく親しい相手なら、楽しい柄のものを選ぶと喜ばれます。
Bエアメール
外国への便りは市販の専用封筒を使うほうが無難です。便せんも重量の軽い外国郵便用のものを使うのが一般的です。

はがきの選び方。便利な一筆箋やミニカード

□はがきの選び方
@縦書き
弔事や緊急の便りは無地か無地に近いはがきを、交流を深めるためのあいさつやお礼などは、柄入りのものを選びましょう。季節の花などの柄が無難です。
A横書き
横書きのはがきは、ごく親しい相手への気軽な用件に使うのにふさわしいツールです。目上の方への便りや重い用件には不向きです。
Bポストカード
大きな文具店にいくとコーナーがあるほどポストカードは人気です感謝の気持ちをお気に入りのカードに託して贈りましょう。
Cはがきレター
はがきの二枚分の文章が書け。一枚に折りたたんで封をすれば、はがきの料金で送れるのがはがきレターです。はがきでは書き足りない場所に便利です。

 

□便利な一筆箋やミニカード
@一筆箋
贈り物に添えたり、印刷をした礼状を送るときに添えたりするのに便利なのが一筆箋です。時候のあいさつなどを省き、用件をストレートに伝えてかまいません。
Aミニカード
ごく親しい相手への贈り物などに添えるのに便利です。カジュアルなようなものなのでカラーペンで書いても楽しいです。