法要の決まり

招くときの決まり
親族や親しい方を招いての法要は従来のように自宅や寺院のほか、最近はそのまま会食もできるホテルなどでも行われるようになっています。日時はまず寺院側と連絡をとって決めますが、命日の当日にする必要はなく、出席しやすいように命日前の土・日曜日にすることが多いようです。
案内状は1ヵ月ほど前に出し、出欠の返事をいただくようにします。時候のあいさつ、誰の何回忌かを明記し、その日時と場所、出席のお願い、さらに食事を出すならその旨を書いておくようにしましょう。法要の後の会食には仕出しを頼むか、または料亭、レストランなどに別席を設ける方法もあります。詳細は招く人数や顔ぶれによって考慮すればよいでしょう。

 

招かれたら
法要など葬儀後の祭りごと事に招待されたら、できるだけ出席するようにしましょう。そのとき、仏式なら「御香料」「御供物料」「御仏前」として現金を包みます。自宅で法要が営まれるときは、生花や線香を持参してもかまいませんが、自宅以外の場合は、施主の荷物になるので避けたほうがよいでしょう。都合で出席できないときは、家族が代理で出席するか、事前に訪問してお参りをします。それも無理なら手紙か電話でおわびをしてから、法要当日までに「御供物料」を送るようにしましょう。